NEWS

秋葉原、外神田一丁目南部地区地区計画、17条意見書の約半分が同一文書とは
(『秋葉原の未来を考える会』より許諾受け掲載)

今年2023年7月25日の千代田区都市計画審議会において、170mの超高層ビルを建てるなど、秋葉原らしい景観や街並みを壊してしまう再開発を進める、「外神田一丁目南部地区地区計画」が都計審委員による僅差(8対7)の採決で可決されました。

その採決に先立ち、同地区計画について提出された意見書のうち「明確に賛成」が2,558通、「明確に反対」が1,618通だった(注)とのことですが、

(注)今年7月25日(火)の都営計画審議会議事録(https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/30326/gijiroku-kakutei.pdf)ではそれぞれ2,553通、1,614通でしたが、集計違いが発覚し、区役所が訂正したもの。

その賛成意見のうち、「2500通」程度は同フォーマットでした。
(パターンは概ね10通りくらいですが、雛形は一緒)

そのうち1,222通、つまり賛成意見の48%が、上記の画像の、2通りの全く同一文書によるものでした。

=1,222通のうち、全く同じ内容の「718通」は→こちら
=            同、「504通」が→こちら

このような意見書が、どんな意味を持つというのでしょうか?
関連リンク